皿が嶺

 出かけるのが遅かったので水の元で水を汲むだけのつもりで出かけたがあまりに暑い。風穴で涼んで帰ろうと立ち寄って見ると冷気がたちこめていて気持ちいい。が、暑いのですねぇ。涼み客、それも高齢の方やら熟年の方が多く、コロを連れているとあまり側にいると迷惑になりそうな気配がする。コロもここへ来ると山上を目指すものと思っているのか先へ行きたそうにするので少しだけ登ってみることにした。
 ベンチまで来たて休憩していると降りてこられた方に花の様子を尋ねると終わり頃だと写真を見せていただいた。残念、一時間早く来るのだった。しかし姿を見ることができなかったがすぐ近くでホトトギスが鳴き、遠くで「ワァォ、ワァォ」という声が聞こえたり目の前をウグイスが飛んでいったりアサギマダラも二頭、頭の周りをひらひらと飛んでくれ証拠の写真も撮れてよかった。近いうちに花を撮りに行きたいものだ。
 写真の花は風穴の冷気の出る岩穴で育てられているメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)