小豆島へ下見

 1年の行事予定は兎の島(大久野島)へ行く予定だったが、瀬戸内国際芸術祭は3年に1度しかないので高齢の会員が多く「3年後にするより行くなら今でしょ」という意見があり、どちらにするか尋ねた結果大多数の賛成を得られ下見に行ってきた。
  船の時間があるので6時過ぎに出発、家を出たのが5時半。フロントガラス越しに写真を一緒に行ったE子さんに撮ってもらったがこの時間まだ雨は降っておらず朝露が降りていた。高速道を高松に向かい最初の休憩は府中湖PA。朝食をとる人、タバコを吸う人有り。トイレは最新で綺麗だった。ぴおっと・府中湖の看板をゆっくり読まなかったが、自然がいっぱいのようで時間があれば少し歩いて見みたいが今日は下見。
 高松港に着き小豆島・土庄港9:00出航。さあ、どんな作品が見られるのか、美味しいソーメンが食べたい、美味しいお醤油もある、と乗船している間に楽しみがどんどん広がる。
 
最初に着いたのはNo63小豆島の光。夏の開催期は終わっていたが、警備員さんに聞くと「見ることは出来るが川が増水しているので入れません」と言うのだがお嬢さん二人が渡っていたので行ってみる。橋が水に浸かってしまって通行禁止にしていたようだ。深い浸水ではなく靴の底のゴムの厚み程度。注意書きに滑りますとあった。お嬢さんたちは靴を濡らして通ったそうだが私は防水の靴を履いているので渡りました。なかには入れなかったが外から観察。面白い!
 ここは千枚田も有名で高いところへ行けばよく見えるようだが、道から見えるごく1部を撮ってみる。
 

 中山の農村歌舞伎舞台も見逃せません。外からちょっと観察。神社の狛犬が古く明治39年1月とあり、私はこちらもゆっくり見たいところだが、今日は下見、下見。後で聞いたところによると、舞台の雨戸の小窓から中の様子や展示を見ることが出来たらしい。

 
 ここから次のNo61の猪鹿垣の島へHさんの従兄弟さんが案内してくださり、参考になることを色々伺う。
猪鹿垣は元々猪や鹿が畑に入らないように作られていた垣根だそうで、この作品よりずっと長いものだったらしく、作品を作るために島の人たちが竹を切り出したり協力したそうだ。
 お昼は小豆島に来たのだからソーメンでしょ。ということで「作兵衛」でいただく。さすがにソーメンどころ、美味しかった。

  
 醤油製造メーカーが幾つもあり、その中の一つ「マル金醤油」を見学、地元メーカー「やま六」の昔ながらの製造も見学。やま六の美味しい醤油でアイスクリームをいただく体験までした。これが結構美味しい!
 トイレ休憩を兼ねて買い物が出来る店を探しつつ行ったNo83の小豆島町コミュニティアートプロジェクトには感激し、ここは皆さんに絶対見てもらいたいと思う。
 

 時間がなくなってきたので大急ぎでNo65の「つぎつぎきんつぎ」を見る。接いだ陶器と光の作品。これも素晴らしいが50人が一度に入れないので一考が必要と思われる。
 ビートたけしヤノベケンジ作の「ANGER from the Bottom」を見たいところだが駐車場からの距離があり、時間がくると動く作品なので時間が取れるかどうか。秋の開催には新しい作品も作られると言うので楽しみである。


 出発地に戻ったのは午後8時頃。長い一日だった。はなみずき通りで食事をして帰る。
役員4人の皆様、お疲れ様でした。