コロが・・・

 ひっきりなしの咳が酷くて病院へ行って来た。両手を広げ色々な道具を置いてある台にもたれて悠然としていた先生に症状を話すと顔が曇った。聴診器を当てると看護士さんに怒るように早口で何か言って奥の部屋に入りコロも連れて行かれた。訳が分からずきょとんとしていたら看護士さんがレントゲンを撮りますという。
 再び現れた渋い顔の先生。レントゲンの写真を見ながら説明してくれた。大きな癌が気管を圧迫していると・・・
 コロが・・・コロが・・・
 心臓の薬を止め、咳の薬を出してもらい1週間様子を見ることになった。餌をたくさん食べている割に痩せて行くのは、徘徊の時間が長く運動量が多いから健康的なんだと思っていたのは大間違いだったとは・・・早く気付いてやれなくてごめんよ、コロ。
 

 このことを当日は書けず27日の早朝に書いている