大島の亀老山にて

朝はずいぶん冷えるようになった。陽が昇ると昨日と打って変わって風もなく暖かくよく晴れたいい鳥見日和となった今日は大島の亀老山での探鳥会である。翠波高原で盛大な鷹の渡りを見てしまったものだからここでもう一度と願ったが、亀老山は本コースから離れているということでタカ柱は見ることができなかった。しかし今治港からのフェリーの中で海面すれすれに鳥がわたっていく塊(50羽以上)を見たときはヒヨドリがタカに襲われるのを恐れて海面すれすれで渡っていくのだと教わり、アサギマダタラが何羽もふわふわと亀老山の上を飛んでいったのに驚き、団体ツアーのガイドさんの話を聞いたり360度の展望を楽しんだ。亀老山展望台で見た鳥の数は少なかったが食後に地元のよしくんが近くの池にスズガモが来ていると連れて行ってくれる。池にはスズガモだけでなくバン、カイツブリ、近くにはイソヒヨドリ、遠くの梢にオオタカアオサギが飛んでくるしここでも充分楽しんだ後2時半のフェリーで岐路に着き解散となった。
探鳥会が終わったからといってまっすぐ帰る3ババではないので、明るい間は帰る道すがらダム湖で話題になった鳥見をし(ヤマセミは見られずモズとセグロセキレイを堪能)、あっちに行って食事(薄い生地のピザやアサリのボンゴレ、ピラフに舌鼓)、こっちの温泉へと成り行き任せの充実した一日だった。