少し前、愛媛新聞に載ったケアシノスリを見たというHさんがケアシノスリの出る場所に案内してくださるというので待ち合わせのせとうち東予休暇村休暇村瀬戸内東予へ出かけた。7時半に出て9時前に着く予定だったのに通り道にある新田高校の受験日を知らず、普段から混み合う道なのに高校生の送りの車や中学生の列に出あってしまい信号を抜けるのにかなりのロスをしてしまった。急いで向かいたいところなのに4人とも朝ごはん抜きなので少し回り道をして6時半から開いているいろは屋で朝食用パンを購入、3人の大切な命を預かっているので私の運転は安全運転です。なので待ち合わせ時間に15分程遅れて到着。Hさんどご挨拶のもそこそこにまずは休暇村付近の探鳥です。海岸の林に向かう間も小鳥たちが飛び交い「早く見たい」と気持ちががはやります。Oさんが珍しいものがいるとスコープで見せてくれたのはなんと「トラツグミ」です。キャー!、五段高原で夜中に聞いた不気味な「ヒョー」という鳴き声の持ち主!別名ヌエ(鵺)なのです〜。
トラツグミ
 芝生の上を餌を探しているみたいで長い間楽しませてくれました。そしてトラツグミを見ている間にもあたりをきょろきょろしているとビンズイカワラヒワジョウビタキメジロシロハラツグミヒヨドリなども見ることができたのです。
トラツグミなど鳥見で気持ちが落ち着いたところで朝食をとり今度は海鳥です。砂浜では釣り人がたくさん居ますがはるか遠く波間にゆらゆらカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが見えます。そしてチヌも釣り上げられました。(↑参照)もっとゆっくり見たいところですが今日のメインイベントは「ケアシノスリ」ですから西条まで移動。田んぼ中の少し広くなった道に車を止め待っているとE理さんが「あれと違う?」と。やった〜!。遠くの屋根の上からゆっくり輪を描きながら舞い、だんだん高く飛んでいきます。感激!。ここでも堪能しました。
あぜに咲いていたオオイヌノフグリ
 今日はここまでかと思っていたらお昼を食べて(八勝亭)また移動です。えっ、次はナベヅルですって?。万歳!。なんという素敵な一日でしょうか。結局粘りに粘ってねぐらに帰る前だったのでしょう、干潟で休んでいる親子のナベズルを見ることができたのですから。ご案内いただいたHさん、Oさんには大感謝です。