船窪つつじ公園〜卯建の町並みへ

 目覚めると地面が濡れている。夜中に雨が降ったようだ。7時出発でコロパパのお弁当と自分のお弁当を作るため4時半起き。睡眠時間は3時間程。遅れると連れて行ってくれないから必死である。
 無事定時に出発。が…高速道に乗る頃には胃がむかむかしてきた。ビワの酔い止め効果を試すというから薬は持って来手ないのでちょっと苦しかった。
 小さなバス2台で別の場所から出発したので、高速道のパーキングで班別に乗りなおし、出発したところでやっと実験開始。あぁ、危なかった。ビワの若葉の葉の裏を綺麗に洗って毛をとり、ガジガジかじります。(飲み込んでOK)暫くするとすーっとして吐き気が治まりました。説明を聞くと嘔吐をとめる働きがあるそうです。船釣りにいったときに漁師さんに聞いた「時化てくると慣れた漁師でも船酔いするがビワの葉をかんで凌ぐ」と言う話からの実験だったのですが、くねくねの山道を走りますので余分に貰っておきました。実験成功!。

 船窪つつじ公園の上の駐車場につき、バスを降りたとたん「おう〜!」という感嘆の声!。展望台に登ってみても向こうが見えないほどのオンツツジの花でオレンジ色に染まっておりました。標高1050m

 なんとか雨に会わずオンツツジの周りを1周すると足元にホウチャクソウや小さなスミレなどが咲いていた。
 さて、山を下り脇町へ。卯建の町並みの観光文化資料館の部屋をお借りして食事と研究会をしました。ビワの吐き気をおさえた効果は私だけでなかったようで話題にのぼりました。
 町並みを歩き始めると雨がぽつぽつし始めましたが傘をさすほどでもなく、殆どの人がささずにガイドさんの話を聞きながら歩いています。私と言えば話を聞かずあっちこっちカメラを向けて歩きました。時間が足りない!。

左・卯建 右・丸みを帯びた屋根の作り

阿吽の鬼瓦は珍しいのではないでしょうか
 藍染の工房で藍の話も聞く。「すくも」を作る行程の何と大変なことか。また染めも何度も染め液につけては空気で色を出すのですから、藍染の布が高いはずです。虫除けになるので夏は着ていたい布でした。
 今回も事業部長さん他、役員さんの準備で楽しく終えることが出来ました。ありがとうございました。

 そうそう、お土産は川田光栄堂で「脇美人」。
赤飯が入っていて上に栗がのっている珍しいお饅頭です。帰って1個食べるとお腹がいっぱいになりました。
そしてもう一つ、パッチワーク用の藍染のハギレをほんの少しは私へのお土産でした。

追記
 トイレ休憩した石鎚山SA(上り)の改装工事は8月上旬まで続くらしい。早くあの美味しいパンが食べたい。