笹倉湿原(さぞうしつげん)

ウマスギゴケの湿原、幻想的な湿原と聞いて以来憧れだった笹倉湿原へやっとのことで行ってきました。本当にやっとです。登山口から湿原のほんのちょっと手前まで結構きつい登りで湿原の手前がほんのちょっと下りという過酷さ。この道を今度は下っていくかと思うと溜め息がでそうです。しかし木々の間から緑のカーペットが見えたときは思わず「わ〜っ!」って声が上がりました。


 今日のパルフィールドのトレッキングに参加したのはりゅうちゃん&まっちゃんコンビのガイドで総勢15名、2台の車に分かれて出発。標高977mのところから歩き始め目的地は1399mの422mの標高差です。杉の林から落葉樹の林の中を最後尾から黙々と(?後ろからずっと私の声が聞こえたとE、Eコンビが申しますのでしゃべり続けていたらしいのですが…誰と)上ります。写真を撮りながら行くので遅れがちになり皆さんにはご迷惑をおかけしたようでした。特にまっちゃんには休憩した所にステッキを忘れたのをとりに行って下さったり、遅れを取り戻そうと急ぎ足になるのを「自分のペースで登っていいですよ」と気遣って下さったりありがたかった〜。 
笹倉湿原は笹類に侵食されつつありいつかなくなってしまうかもしれないという危うい状況下にある。何とか守れないものだろうか。

  • 追記 

お弁当を食べている最中にアサギマダラが1羽、ふわふわと林のほうへ飛んでいった。