ツバメ

 朝、来客があり外に出てみると玄関の隅に黒い塊がある。よく見るとツバメだ。嘴が黄色いから前のお宅の2度目の雛のようだ。巣から落ちてここまでどうやってきたのだろう。
 近寄っても逃げないが陽が当たりすぎてこのままにしておくと熱中症になってしまいそう。親が近くまで来ているようだし、触らないよう指に止まらせて巣の近くの陰につれていく。指乗りツバメの写真を撮りたかったが近くで親が見ています。暫くして見ると置いた場所に居ない。少し飛べるようだ。と言うことは雛かと思っていたが巣立ちした幼鳥?。これは様子を見ていないと猫や烏にやられてしまう。案の定あちこちばたばたと飛んでいるが電線までは飛べないみたいで、通りかかった方が道路に居たのでひかれるといけないからと手で包みこんでいるではないですか。親が近くにいるからと巣の近くの門扉に置いてもらった。
 そのうち電線まで飛べるようになったようで、空中で飛び方のへたな鳥と尻尾のある2羽の鳥が絡まりながら飛んでいった。4羽のうち1羽は無事巣立ち完了。残りの3羽もまもなく巣立つだろう。昨年は1度目を蛇に入られてしまったが、今年は2度の子育てにほぼ成功した。