シコクカッコソウを見に行こう! そして水汲みに!

 絶滅危惧B類(EN)*1のシコクカッコソウ。野生では少なく山に行かないと見ることができない。
 先日愛媛新聞で育てている方の報道があったと教えてくださったので二人連れで珍道中をしてきた。見当はつけていたものの、二人とも始めての所で、左折を見逃し街を通り過ぎ引き返し、また通り過ぎ引き返しながら9時半過ぎに到着する。
 「WELCOME」と書かれた入り口をくぐると「いらっしゃい」「ノートに名前を書いてください」と声がかかった。山草たちを育てている方でした。
斜面一面にシコクカッコソウが咲いています。 

 反対側にはヤマシャクヤクとクマガイソウ*2
エビネそのほか沢山の山草があり、山野草好きにはたまりません。

 ユキモチソウもあちこちにあり、ウラシマソウは初めてでした。

 時間を忘れて撮っていると次々に見物の方々が見えられ、奥様も出てこられていろいろ説明してくださり、水芭蕉を植えていらっしゃるところまで案内してくださいました。クマガイソウは後2、3日で見頃、エビネにはまだ早く、水芭蕉は来年。
 コーヒーカップ片手のご主人がベンチに座って「こうやってお茶を飲みながら座っているのは私服のひと時」と言われましたが、分かります。私もお弁当とカメラ、パソコンを側に置いて一日過ごしたい!。
 また見せていただきに来ることを約束して帰ることにします。
 そろそろお腹もいい具合に空いてきたので食べるところを探しましょうと33号線に出、間違って走りすぎたところで見つけた「中華そば」と書いてあった食堂へ急ぎます。「が〜ん!」満車で、道路端にも車が停車中ではないですか。少し待ってみても次から次から来ています。今回は諦めてうどん屋さんへ…。そして二回目のが〜ん!。「事情によりお休みします」って。何があったの。仕方ない、もう一軒うどんの旗が出ていたJAへ。が〜ん!3度目。定休日。はぁ、もう麺は諦め以前お土産を買ったことのある美術館横の「みどり」へ行きましょう。

山かけ定食と食後に雑穀餅ぜんざい(モチキビ餅とタカキビ餅)をいただきました。

 ここまで来たのですから二名で美味しい水を汲んでサレガ峠を通り、定食の中にあったイタドリ(タシッポ)をとり無事家に着く。100km超えて走ったが、新緑の中を走ったからか疲れはそれほどではなかった。又行きたい。
 途中の川で橋の下から飛び出したイワツバメを見たが、林の中から鳥の声が聞こえていたから、次は双眼鏡を持って行こう。

*1:絶滅危惧B類(EN)とは「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」環境省に指定されている

*2:これも絶滅危惧B類(EN)