大引割・小引割・鳥形山(高知県吾川郡仁淀町)

ご機嫌よく今日もお出かけです。6時30分集合という私にとってはとんでもない時間の集合で、交通機関がなく自転車で行くしかなかったがコロパパが送ってくれるという。風邪を引いているというのに感謝でございます。おかげでE子さんと一緒に遅れることもなく無事出発。案内してくださるYお兄さん(ガイドしてくださるのですから〜)とおじさん2人おばさん5人の計8名のグループでした。

  • 大引割・小引割へ

みかわ道の駅と秋葉神社下でトイレ休憩、しだれ桜の名所など教わりながら「小引割へ」の看板のあるところにつく。離合ができるところに車を置いて8時40分に出発、杉の林を抜けるとちいさな滝がある渓谷が近づくと落葉樹の林になる。どんどん歩くうち大きな木が登山道をふさいでいるのをまたいだりくぐったり、ごろ石の崩れたところを恐る恐る横切ったり、落ち葉が積もった下はごろごろ石の道で不安定なことこの上ないところもあって面白かった。が、後10分くらいで大引割、小引割というところで立ち止まってしまった。道路の工事中で土砂が登山道をふさいでいるのだ。大引割、小引割の近くを通る立派な道が完成するのだろうが折角車で2時間と歩いて1時間半来たところで通行止めとは残念無念。女性5人がそんな気持ちで舗装道路に出たとき工事の車が通りかかり「工事の人に言えば通してくれる」とか「そこから10分くらいで着く」と教えた下さった。私を含め大引割、小引割が初めての人が多くYさんにお願いして行ってみることにした。が、(またまた「が、」というのはうまくいかないということで)工事通行止めの道路ぶちで一人さびしく食事中のおじさんが「上の小屋で聞いてくれ」というのだが誰もいない。車を止めるところも解らず取り付きの登山道もない、さっき下に下りた工事の車のおじさんが家主さんだったのだ。結局往復30分くらい無駄にしてしまった。

駐車場とトイレがある鳥形山へ行くことになってトイレをすまし駐車場横のベンチで大急ぎでお弁当を食べ(皆さん早いのですよ〜喉が詰まりそうでした)山頂へ向かいます。たった30分くらいの登りですが鳥形山は森林公園になっており彼方此方の木に名札がかかっていて、森ですから鳥がいて当たり前なのに待ってましたといわんばかりに目の前5mくらい先の木にコゲラが現れたのには驚かされました。山頂にあるのは立派な木の展望台で360度見渡せます。遠くは石鎚山から筒状手箱山、皿が嶺、近くは石灰の採掘場の巨大なダンプカーが土ぼこりをあげながら運んでいます。タイヤの大きさが3mもあるとか。

天候に恵まれたので遠くまで見渡せ最初の目的地に到達しなかったけれど面白い道を歩けてよかった〜。

  • 温泉へ 「ゆの森」(仁淀町)

このツアーのいいところは温泉が待っていること。ツアー代金には含まれませんがたった1時間でものんびり温泉で疲れを癒し出発地まで送ってくださるという嬉しい山歩きなんです。Yさん、お世話になりました。次は来年の春にまたどこかへつれて行ってもらいましょう。