花見

足腰が弱く出たがらない母を買い物にかこつけて花見に連れて行く。車の中から見るからいいというのを桜の近くまで歩いてもらった。個人の家の庭かと思って恐る恐るのぞいてみれば「市指定史跡 久貢屋敷」とあり享保年間(1730年頃)に塩田を開いた天野喜四郎元明翁の碑があり塩田を開いた記念に植えられた大きなソテツがあった。県指定の天然記念物になっていた。車で走りながら見つけたみごとな桜は碑のまわりに植えられていものだった。

その後、黒島公園にも桜があると聞いていたのでとにかく走ってみる。多喜浜は時々走っていたものの黒島方面は小学校以来で港ができ工業団地になってしまっている。*1長い滑り台を見つけたそこが黒島公園だったが私の知る黒島はなく初めての町を走っているようだった。しかし母が「天野喜四郎元明翁の碑」を見て若い頃塩田に父の撮影についてよく来ていたことを話してくれ、父の作品の中にある塩田の仕事の写真に好きなものがあったのをおもいだした。それは中学生の頃だったかな〜。古いフィルムなのでもうだめになっているがあの写真たちは何処にいった?。

*1:塩田の後地に港と工業団地ができた