102歳のプロデューサー!

NHKで「西陣織 102歳のプロデューサー」を見ていて驚いた。源氏物語絵巻を織物に残そうとしていらっしゃる。現在は最後の4巻目を制作中だが、白い糸で織った桜が全体で見るとほのかなピンクに染まる技術、光の加減で着物の影が浮き出たり薄物の布の中の手が透けて見えたり、本来西陣織になかった技術を開発し最高の作品、技術を残そうと考えていらっしゃる。その方は山口伊太郎さんといって、白髪だが髪はふさふさ、お肌も皺がなくつるつる。
弟の安太郎さんも98歳で、今も能装束の現役の織り手さんなのだからすごい兄弟だ。