雨の鉱山鉄道

 妹夫婦は今日一日ゆっくりできるというのでマイントピアに案内しようと思っていた。しかし疲れがでたのか妹は寒気がするというので母と留守番してもらい、妹夫さんを連れ雨のマイントピアへ出発した。鉱山鉄道は昔山登りの帰りに筏津から端出場まで乗せてもらっていた記憶があり、間違いないか一度確認したいと思っていたのでいい機会だった。
 朝からずっと雨、しかも山の中で列車は窓がなく吹きっさらしである。列車の中なのに傘をささねばならず寒いです。乗り込むとき運転手さんが「年中完全冷房です」と言った意味がわかりました。
 端出場駅からうちよけ駅までほんの数分で着き、そこから観光行動に歩いて行きます。歓喜坑の中が再現されていました。しかし途中からリニューアルの工事中で見ることが出来ません。その分200円の商品券をいただきましたが妹夫さんはイヨカンソフトクリームを食べ美味しかったけど寒かったと震えてました。アイスというものは暑いときやお風呂上がりは美味しいでしょうけど寒い部屋で食べるのはちょっと考えものです。本館のレストランでコーヒーでも飲めばよかったですね。

坑道では出た水を人力のポンプでくみ上げています。別子銅山は300年以上前に開かれた。人力で開かれ、山間の鉄道を作り近代化されていった歴史あるのを知って、自分が育った街の歴史をあまりに知らなさ過ぎたことを恥じています。