親はジャンボタニシ

畦道の散歩中に、ピンク色をした卵の塊が水路の壁や稲に産み付けられているのを見て気になっていたが、タニシを田圃からだしてつぶしている人を見かけたので聞いてみた。
「稲を食べる害虫じゃけんのけよんよ。これが増えて困るんじゃ。卵が見えるじゃろ」と指差した所を見るとピンク卵があった。昔はタニシは食べていたらしいので聞くと、これは日本のタニシではなく、殻が柔らかいのが外来種で日本のものは見たことがないと言われる。
田植えをしたばかりの時に、子どもがタニシを取って遊んでいたので「遊んだら田圃に返しなさいよ」と言ってたが、これからは持って帰るよう言ったほうがいいのだろうか。
調べてみると*1、このタニシはスクミリンゴガイ(別名ジャンボタニシ)で1980年頃に食用として南米から輸入されたらしい。